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2023/11/21 NIインフォメーション

人それぞれの”聖書(バイブル)”

人それぞれの”聖書(バイブル)”

はじめまして、 R.N と申します。
初めてNI BLOGを投稿するので非常に緊張していますが、どうぞ長文/駄文にお付き合い頂けると幸いです。

マンガも聖書(バイブル)の一つ?

世の中でなぜ名作と言われるマンガが数多く存在するのか?とふと頭をよぎったとき、
月並みかもしれませんが、主人公やその仲間達、敵やライバルが繰り広げる表向きのストーリーや名台詞が印象に残ったり、いわゆる伏線回収が面白かったり、、、
だけでなく、その裏にある作者の伝えたいメッセージが僕ら読者の心のどこかに響いているからなのかな、と考えました。

また、例えば小学生の時はストーリーをワクワクしながら楽しんでいたけれど、大人になってから読み返したり、
大人になっても読むタイミングによって受け取り方が変わってくるという、読者側の時間軸という切り口も関係してくるでしょう。

マンガ、というと大半の人が空想の物語をイメージすると思いますが、中にはフィクションだけでなく史実を元にした【キングダム】のような作品もありますね。

この記事を読んで頂いているみなさんは、自分の心に響いたようなバイブルはありますか???

表現の裏と派生コンテンツ

作者は冒頭で触れたような裏のメッセージを伝えるために、1話という限られたページを積み重ねてストーリーを構成し、キャラクター同士の関係性やセリフ、個性溢れる絵柄や、本を見開いたときのコマ割などを駆使して、
締め切りに追われて必死になりながら、僕らにエンターテインメントを届けてくれているんだと思います。

もちろん受け取り方は人それぞれですし、時に僕ら読者は「作者の真意を知りたい!他の人がどう解釈しているのか知りたい!」と思うが故に、
例えば【宇宙兄弟】を題材にしたビジネス本や、【ONE PIECE】の考察系YouTuberなどと言ったコンテンツに手を出し、第二次産業的な商売が成り立っていて、
そういう意味で言うと、この記事はある意味第三次産業かな?(笑)と考えながら書いています。

閑話休題

僕自身の話をさせてもらうと、文系の大学を卒業後、約3年弱は不動産営業の仕事をしていました。
次の仕事を探す中で、教育体制が整っている/面接時の雰囲気が良かったなどの理由から、
IT業界未経験の状態で当社(以下、NI)に入社し、研修後はSASエンジニアとして約5年間、様々な業界の現場を経験させてもらいました。

その後、会社が掲げた新たな挑戦であるERP(Oracle NetSuite)業界への参画に際し、
立ち上げメンバーの1人として右も左もわからない状態から、時には(と言うよりほぼ全てのタイミングで)
他のメンバーに助けて頂きながら、色々ありつつも、今は主に新人さんへの教育という仕事を担当しています。

「教育」は多分、永遠のテーマ

同じIT業界ではあるものの、ざっくり説明するとSASは情報系システム、NetSuiteは基幹系業務システムに分別されるので、そもそもERPの教育カリキュラム自体、僕がNI入社後に受けたNI秘伝のSAS研修と全く別のものが必要になります。
受け入れの準備はしていたものの、いざやってみると後悔や僕自身の力不足を痛感しますし、
より良い教育カリキュラムを整えるために、他のメンバーのみなさんの経験やアドバイスを頂きながら試行錯誤して悩んでる日々です。

また、教育の成果(アサインされた案件での活躍、売上など)を図る上では、新人さんが元々持っていた素質や取り組む姿勢に寄るところが大きく、
実際僕個人の教育という仕事がもう少しで1年経とうとしている今、具体的にどのくらい会社や部に貢献できているかはまだまだわからない(極論ですが、現時点ではまだ図りようもない)というのが正直なところです。

そんな中でも、お世辞かもしれませんが「習ったことが役に立ちました!」という声をかけて貰ったときや、
教育期間中にぐんぐん力を付けている様子を見ていると僕自身やりがいを感じますし、
「次はもっと良いカリキュラムにしよう!」と、もちろんまだ会ったこともないですが、
縁あって将来NIに入社し、ERPソリューション部で一緒に仕事をしてくれる誰かに向けて準備をしています。

結びに

最近、仕事はバトンのようなものだな、と感じることがよくあります。
上司、先輩や後輩、部署は違えど仲間のように接してくれる方々、お客様や協力会社の方々、、、
プライベートで言えば、家族や親戚、友人や旅行先の出会いなど、挙げればキリはないですが、この記事を読んでくださっているみなさんもそれぞれに縁はあるかと思います。

これまでの振り返りとこれからの将来を考えたとき、
「僕は何を受け取ってきただろうか?これから出会う人達も含めて、僕は何を渡せるだろうか?」

この記事や、今の僕の仕事がいつか誰かのバイブルのひとつになればと願いつつ、
ここまで書き終えて「なんだ、もう朝か」と口ずさむ(嘘)、秋の夜長の独り言でした。

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