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2019/10/17

こんなかんじの新人研修

こんなかんじの新人研修

こんにちは。
社会人7ヶ月目のTKDです。

新人研修時代に色々と考える時期があり,
SEとして働いている地元の友人に
「研修ってどんなかんじだった?」とざっくりしすぎた相談をしてみたところ,
「普通に講義受けて課題やって終わったよ」というざっくりしすぎた答えが返ってきました。

当時, 私の会社も彼女の言う「普通」に当たると思ったのですが,
今思い返すと「普通」とはなんぞやと思ってしまう時もあるので, 研修を少し振り返っていきます。

上記のカレンダーは, SASのコードを書いて出力したカレンダーです。
半年弱の成果を無理やり発揮することができました。
詳細を私のナレーションと併せてみていきます。

【4-5月】SAS研修(基礎)

入社日の思い出をつづりたかったのですが, かなり緊張しており海馬の働きが衰えていました。すみません。
入社以降2カ月間は, 基本的なSASのコーディングができることを証明する『Base』という資格を取得すべく通勤。講師1名+5名強の同期と一つの部屋で講義を受講します。

【5-6月】SAS研修(上級)

『Base』の1つ上の段階の, 複雑なコーディングができる『Advanced』に合格すべく日々SASと心を通わせていきます。

『Base』と『Advanced』前は, ともに座学と課題を繰り返していました。
各試験前には普段は現場で働かれている社員の方々が「レビュー」と称したテストを実施してくれます。
試験自体は, 会社から徒歩圏内の試験会場に赴いてパソコンで試験を受けます。
4択なので, とりあえず回答することは可能です。

『Advanced』の取得が新入社員全員の必須事項で,
取得以降は部署・グループごとにめいめいの道を歩んでいきます。


かくいう私の部署のグループは, データ分析ができるようになるための研修が後2ヶ月半程あり,
6月から8月はデータアナリティクス(データ分析, 以下DA)について学びました。
今年から始まった研修なので, きっと世界で始めて当社DA研修概要をワールドワイドウェブに公開します。

【6月~8月】データアナリティクス研修

朝出社して気づいたらもう退社の時間!?な毎日で, あっという間に過ぎてしまった2ヶ月間。
データ分析は他でもないSASで行っており, 心もSASも充実していました。

DA研修のトピック一覧です◎

1. 分析のためのデータの見方+理解の深化
2. 欠損+外れ値の処理
3. 分析手法
 (1) 決定木
 (2) ロジスティック回帰
 (3) 重回帰
 (4) その他の手法
4. 精度向上
 (1) 特徴量エンジニアリング
 (2) 残差分析

以上4トピックについて, 講義と課題を繰り返す月曜から金曜。

研修担当も替わり, 当グループの先輩社員に教わっていました。
分析にまともに対峙したことのなかった私にも,
文字通り懇切丁寧なご指導ご鞭撻をふるってくれました。
研修担当の方と唯一の同期への感謝の程をつづり始めると, エピソード群だけで1コラム出来上がりそうなので, 本編では泣く泣く割愛します。

8人用の会議室で, 同期1人と一緒にゆったり着席。
研修後半はプロジェクターの準備もスムーズになりました。

上記一覧のように, 内容はしっかりしている一方でフランクな雰囲気のため,
心行くまで質問できたので, 疑問を解消しながら知識や分析思考を吸収できます。

DAの研修では何か資格を取ることはありませんでしたが,
ひたすら分析の基礎固めをすることができた2カ月間でした。


以上が私が会社で経験した研修の概要で,
まあ彼女のいう「普通」に当たるんじゃないかなと思います。


コーディングやDA研修を実施する組織間で,
どういう教育体制を取っているとか, どういう取り組みや工夫が奏功したとか,
知恵を共有し合えると, 業種業界として発展していく道の一つになるんじゃないかなと東京のすみっこで考えています。
もっとも, 利害も発生することなので上記のことは思うに留めておきますが。

研修終了から早1ヶ月が経った今日は, グレゴリオ暦で10月。

DA研修で学んだことをまとめて,
知識の体系化も実現したいので, またぼちぼちブログを書きたい所存です。

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