いつの頃からだろう、夏にスーパークールビズなどと称して、かなりの軽装で職場に通うようになったのは。
一昔前の時代からすれば、いや、現代でも営業職などを経験してきた人で、常にTPOを意識した服装を心掛けている人からすれば、明らかに職場に『ミスマッチ』な格好だと言われてしまうだろう。
しかし、考えてみれば、日本人は元々はちょんまげに袴を着て、下駄を履くというのがスタンダードの時代があった。その時代の人たちからすれば、スーツにネクタイをしている現代の格好の方がよほど、世に『ミスマッチ』ということになるではないか。
人々を悩ませ、時に混乱や論争の火種にさえなる『ミスマッチ』。
今回はとりわけ、身近に現れる『ミスマッチ』に焦点を当てていきたいと思う。
平日、疲れて帰宅した後の楽しみは、やはり食事とお酒だ。
しかし夜も20時を回れば、帰り道のスーパーに売っているものも、だいぶ残りもの感に溢れたラインナップになってくる。中でもとりわけよく売れ残っているのが、焼きそばだ。
何も考えず、ついそれを買って、うちに帰って冷蔵庫を開けてみると、何とまぁ、まんまとビール類を切らしている。そんな時に出現するのがこの2ペアだ。
こってりとしたソースに、赤ワインの濃いコクが混じり合う。
日本と、異国の地のお祭りバトル勃発だ。
『無敵フェス』とでも、この2つの組み合わせを名付けようか。
少し肌寒く感じられるようになった日に食べたくなる鍋料理。何鍋だろうと、〆のラーメンやうどんは旨い。
しかし、だ。やはり、ここでも飲むものが何も無い。どうすればいい。さぁ困った。
そんな時に出現するのがこの2ペアだ。
まるで、1Dayインターンに来た学生と代表取締役のペアが、一仕事成し遂げてしまいました、
かのようなこのコラボ感。
『B&1 (Boss & 1dayインターン)』とでも呼んだらいいだろうか。
20世紀が戦争の世紀であり、男尊女卑の時代でもあったことは言うに及ばない。
21世紀も17%を過ぎ、もうあと2、3年で20%に差し掛かろうとしている。
人間は確かに、アニマルの一種であり、だからサルの陣取り合戦と大して変わらないことを延々と続けてしまったり、前世紀的な考え方にしがみついたりしてしまうのも理解できる。
「オレはそれ持ってるけど、お前はそれ持つんじゃねえ」
「そんなの知るかよ。何様だお前。」
こんなやり取りをずっと繰り広げてしまうのも、我々がアニマルだからだろう。
この21世紀に、20世紀的解決方法で課題に取り組もうとすることに意義はあるのか。
まだ見ぬ解法や、課題解決に至るための、思いも寄らない道筋は無いのか。
私たち人類は、否が応でも、来たる宇宙世紀へ向けたテクノロジー的・ビジネス的、歴史的・社会的、
そして肉体的・精神的な準備を進めるフェーズに入ろうとしている。
…と、まぁ、話の流れに『ミスマッチ』な話題を最後に入れてしまったことに苦笑しつつ、
今回のテーマに関する更なる探求・深耕に関しては、後進に道を譲りたいと思う。ふぅ。
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